ジュリアン リトルトン
南アフリカ生まれ。19歳よりイスラエル国防軍(Israeli Defense Forces)に従事。国境警備、空港警備、人質救護など、数々の危険度の高いミッションに携わってきたセキュリティーのスペシャリスト。日本在住者で彼以上にクラヴマガを体現している人物はいないといっていい人物。 2016年から2018年にかけては、他国の大統領警護チームに対する技術訓練責任者として従事。クラヴマガとその警護への応用はもちろん、セキュリティに関する広範な知識と技術を他国へも教授した。2018年よりマガジムでクラスを指導。実戦的過ぎるクラスは大好評で、マガジムインストラクター達へのクラヴマガの神髄を伝える役割も果たしている。

初心者のためのクラヴマガの基本
~基礎固めが成功の鍵~

2024.06.23

今日の話題は「初心者のためのクラヴマガの基本」についてです。
何ごとも「基礎固めが大事です」という地味なお話ですが、それを疎かにするかしないかでその後の結果が大きく変わってきます。
 
とても大切なことですので、初心者の方も中上級者の方も是非参考にしてください。
 

クラヴマガの基本 4つの分野

初心者がフォーカスすべきクラヴマガの基本は、他の武道や格闘技とあまり変わりません。(1)姿勢と構え・動き方 (2)打撃 (3)護身 (4)グラウンド の4つの分野で構成されます。
 
インストラクターが自分の出身格闘技がキックボクシングの場合なら(2)に時間を多めに割いたり、柔術出身なら(4)に割いたりと、ジムによって重点の置き方の違いはあるかもしれませんが、すべての分野でしっかり基本を身につける必要があります。

基本はゆっくり大切に

以前「民間・軍・警察 3つのクラヴマガ」のコラムでお伝えしましたが、クラヴマガは軍向け、警察向け、一般人向けといった3つの分野が存在します。技術や精神性のルーツは共通ですが、それぞれ事情が異なるため、身につけるのに要する期間が異なります。
 
軍や警察は職務に必要なことだけを、極力短期間で身につけることが求められます。従って時間軸は短期間です。短期で多くを学べることに利点はありますが、身体には大きな負荷がかかります。運動強度もケガのリスクも高いため、体力もあり肉体の回復も早い若者であれば耐えられますが、年配の方が取り組むにはかなり困難です。

一方で一般人向けのクラヴマガは仕事や家庭などの日常生活とともに取組むものです。何カ月以内にマスターしなければいけないといった制約もなく、いつまでも学び続けうるものです。クラヴマガは安全・健康の両面で様々な利益をもたらしますので、私としては皆さんが生涯に渡って長く取り組んでくれることを望んでいます。
 
一般の方は1回あたりのトレーニングは1~2時間が平均的です。参加頻度もひとそれぞれで、一般的には多くて週3~4回、平均的には週1~2回でしょう。ですので毎日のようにトレーニングする軍や警察ほど進度は早くありませんが、一般人が要する肉体回復の時間を考えると、むしろそのくらいの頻度の方がケガのリスクも低く、少しずつ着実に上達できると言えます。

それだけに尚更、最初が肝心です。一般人こそ基本が大切なのです。最初のうちは成長が遅いとフラストレーションを感じられることがあるかもしれませんが、決して焦らず、基礎をしっかりと学ぶことが重要です。急がば回れと言いますが、その方が長期的により良い結果をもたらします。武器への護身や見た目が派手な技などを早くやりたい気持ちはわかりますが、基本が疎かのままそれらに飛びつくと、後々大きな穴が生じることになりかねません。

(1)まずは構えと動き方

全ての基本は姿勢と構え、そして前後左右への動き方であり、これをしっかり身につけることが大切です。「前後左右に動くことなんで、誰でもできるじゃないか」と決して軽視しないでください。日常生活のそれとは全然違う動きです。
 
相手との距離を保ちながら動くことや、動きながら打撃を繰り出してもバランスを崩さないことなどは、簡単ではありません。相手の動きが早ければ、反応するだけでも困難です。簡単に足はもつれ、バランスを崩し、不利な体勢になってしまいます。


構えや動き方の基本を動画で確認↑

 

格闘技に長年取り組む達人たちですら、毎日この基本を欠くことはありません。
何よりも大切なすべての土台となるこの基本をしっかり繰り返し、焦らずに取り組んでください。あなたの基礎がしっかりしていれば、その上には何でも積み重ねることができます。基本の学びを楽しみながら、着実に進んでください。

(2)打撃で意識すること

次に学ぶべきは打撃と、打撃に対する防御です。打撃とその防御はセットで同時に学ぶべきだと思います。例えばストレートパンチを習ったら同時にストレートパンチの防御を習う、といった感じです。


パンチの基本を動画で確認↑

 

打撃を打ててもそのディフェンスを知らなければ、実戦では使えません。相手の防御を想定しない攻撃は無謀です。またクラヴマガは護身が目的です。自分を守ることを学ばずに他人を傷つけることだけ学ぶのは本末転倒です。(あなたはただの攻撃者になってしまいます。)だから、何の打撃であれ、打撃とその防御は一緒に学ぶべき技術です。これらは互いに補完し合う関係性です。


パンチの防御を動画で確認↑

 

打撃を学ぶときに共通して意識すべきことは、身体の力や体重をターゲットにしっかり伝えることですが、同時に、打った後も安定したバランスを保つことが大切です。強い打撃を打てても、打ったあとにバランスを崩して体勢が悪くなると、逆に状況は不利になります。
 
また相手との距離感を把握し、そのスペース内で打撃を繰り出すことを学びましょう。パンチにはパンチが当たる距離、肘うちには肘うちの距離など、それぞれの打撃によって異なる有効な距離があります。その距離感を身につけます。
 
そういう意味でもまず、相手と比較的近い距離で使えるパンチや肘うち・ハンマーパンチといった、上半身の打撃から取り組むのがいいでしょう。
 
その次のステップとして下半身の攻撃(=キック)を防御とセットで学びます。下半身の攻撃は、上半身の打撃とは距離感が異なる(遠い)ことがよくわかると思います。撃った後にバランスを保つのも、より難しいかもしれません。


フロントキックを動画で確認↑

 
これらの打撃について、相手を見ただけで自然に距離感を把握できるようになるまで練習しましょう。

(3)護身でまず学ぶべきこと

次は護身の基本です。護身で最初にしっかり取り組んで欲しいのは、
・リストリリース(手首を掴まれた時)
・ベアハグ(抱きつかれた場合)への護身
・基本的なテイクダウンに対する防御
 
です。シャツを掴まれた場合の離脱も含まれます。
 
つまり掴まれたとき、抱きつかれたとき、倒されそうになった時の離脱技術を護身の基本と定義しています。


リストリリースを動画で確認↑

 
これらは日本においてもストリートで十分起きうることで、その離脱方法をまず身につけるのは実践的です。更にはこの3つのシナリオのような「危険の初期段階」で相手から離脱できれば、状況は悪化せずに済みます。地面で馬乗りされたときのような、状況が悪化した時の護身を学ぶ前に、倒されない護身を優先した方が合理的です。
 
また、これらの護身の基本技術は、首絞めに対する護身やグラウンドでの護身など、その後に習うより難しい状況への対応に応用ができる要素がたくさん含まれています。強く掴まれたグリップを外すという技術はその後の応用に活きます。また倒れないように重心を低く保ち踏ん張ること(=テイクダウンに対する防御)は、どんな危険のシーンでも必要です。


テイクダウンの防御を動画で確認↑

 
ですので慌てることなく、まずは基本に集中し、ある程度圧力のかかった中でも離脱できるようになるのを優先しましょう。
 
そして他人の進度に焦らされず、自分のペースで進めていくことが大切です。年齢、体格、性別、運動経験などによって人それぞれ学ぶスピードが異なります。誰もが同じスピードで進むわけではありませんので、焦らず、自分のペースで進めてください。

インストラクターとのコミュニケーション

また、インストラクターとのコミュニケーションも重要です。フィードバックを求め、進捗を確認しましょう。ベルトテストは進捗の指標となりますが、テスト以外のシーンでも、自分の進捗を確認すること(いま何を意識して練習すべきか)が大切です。

初心者はしばしば派手な技術に目を奪われがちですが、基礎に焦点を当てましょう。インストラクターからフィードバックを受け、進むべき次のステージを確認しましょう。

(4)グラウンドで身につけること

(3)では倒される前に相手から離れることの大切さを強調しましたが、それでも地面に倒されてしまうこともありえますので、グラウンドも想定しないといけません。
 
では初心者が集中的に学ぶことは何か。それは地面で相手と戦う方法を学ぶことではなく、
 
1.どうやって倒れるか(受身の取り方)
2.どうやって相手に有利なポジションを取らせないか
3.どうやって安全に立ち上がるか
 
です。倒されたとしても、極力ダメージを追わないように受身を取り、より不利なポジション(覆い被さられたり馬乗りになられること)にならないよう、蹴るなどして相手と距離をとり、隙をみて素早く立ち上がることです。護身の最終目的は相手と寝技で戦い続けることではなく、できるだけ早く立ち上がり逃げることですので、何よりもこれが重要です。


1.倒れ方と受身を動画で確認↑

 
私は柔術に対して非常に尊敬の念を抱いています。柔術は素晴らしい武道であり、地面で戦う能力は非常に優れています。しかしその多くはマットの上の話であり、ストリートを想定すると、地面で戦うのは最悪です。
 
倒れていると視点は低く、周囲が広く見えず空間認識が大幅に失われます。また、地面にいること自体が非常に大きなリスクです。周りは通行人もいれば走っているクルマや自転車もあり、横になっているだけで危険です。さらには敵が複数いる可能性も考慮しなければなりません。道場の安全なマットで1対1を前提に戦っているのとはわけが違います。そんな場所に長くいること自体、実戦ではナンセンスです。


2.相手に有利なポジションを取らせない動き方を動画で確認↑

 
クラヴマガの弱点としてよく指摘されることは、寝技が豊富でないことですが、裏を返せばそれは、クラヴマガが地面に長く留まらないことを重視するからです。できるだけ早く立ち上がることがゴールであり、地面での攻防に重点を置いていません。ですので、クラヴマガだけやっている人は、いわゆる「極め」や「締め」などの寝技については、柔術をやっている人に比べて見劣ります。


3.立ち上がり方を動画で確認↑

 
ですが、クラヴマガだけをやっている人であっても、初心者を含め、前述した1.~3.に限っては、柔術の人たちと同じくらいの技術を身につけるべきです。つまり、倒れたときにその位置を守り、素早く立ち上がる能力は、初心者といえども、本格的に寝技をやっている人に負けずとも劣らないレベルを目指すべきだと思います。
 
もちろんゆくゆくは、さらなる寝技を磨くことも重要です。(というのもストリートファイトは現実的に、地面で終わることも多くあるからです。)しかしその前に、まずは前述した基本をしっかりと身につけることです。基本がしっかりしていれば、その後の寝技もスムーズに身につくでしょう。
 
サイドコントロールやフルガード、マウントポジションからの脱出方法を学ぶ前に、立ち上がる方法を学びましょう。寝技の攻防ばかり磨いても立ち上がれなければ、延々と地面での戦いから逃れません。


↑この3つで危険から逃れた事件動画↑

 
地面の戦いは極力早く避ける。そのために必要な技術が、護身におけるグラウンドの基本であるとご理解ください。

代表的なパンチとキックが実戦で使えると思う誤解

パンチは本当に実戦的か

打撃の基本でも触れた「パンチ」について補足を加えます。パンチは素晴らしい打撃であり、クラヴマガに限らずどの格闘技や護身術でも真っ先に教えます。
 
しかし、護身の観点で見ると、パンチはリスクの高い技の一つとも言えます。というのも護身が想定するストリートファイトではグローブはつけておらず、裸拳です。また殴るターゲットもミットではなく、頭部やアゴなど非常に硬い表面です。クッション性は一切ありません。
 
裸拳で殴ることに慣れていない人がストリートでいきなりパンチを打ったら、現実的にどうなるでしょう。拳の骨は案外繊細ですので、固い箇所にあたれば簡単に壊れてしまい、その後、自分の手が使い物にならなくなるリスクがあるのです。現実的には固いものを拳で打てるようになるには、長い時間を要します。

 
ですので護身においては、パンチよりも先に「オープンパームストライク(手のひらを開いて手の踵の箇所で打つ「掌底打ち」)」を学ぶことをお勧めします。初心者にとっては実際の戦いではオープンパームストライクが現実的です。この打撃を軽視しないでください。十分効果的なダメージを与えるだけの威力があります。


オープンパームストライクを動画で確認↑

 
初心者の方に限らず、20年ほど打撃を練習し続けている私ですら、グローブをしていなければパンチよりもオープンパームストライクを使います。ターゲットは動きますので必ずしも自分が意図したところにあたるとは限りません。その後の戦いの展開を考えると、最初のパンチで手を傷めたくないからです。
 
他にも、拳の腹の柔らかい部分で打つ「ハンマーパンチ」も護身で有効です。怪我のリスクは低いのに相手に大きなダメージを与えうる打撃です。「エルボー(肘打ち)」も有効です。肘の骨は拳に比べて大きく固いため、拳より怪我のリスクが低く、また誰でも体重も乗せやすく、大変パワフルです。


ハンマーパンチを動画で確認↑

 

ラウンドキックは実戦的か

次はキックについてもストリートファイトの観点で補足します。
フロントキック(前蹴り)やニーキック(膝蹴り)は護身で活用すべきシーンがたくさんあります。相手との距離がある場合は足の長さをフル活用できるフロントキックが有効ですし、組み合っているような接近戦ではニーキックが有効です。フロントキックは自分の足の裏を当て、ニーは膝の頭を当てますので、怪我のリスクも高くありません。


ディフェンシブフロントキックを動画で確認↑

 
しかしラウンドキック(回し蹴り)はどうでしょう。ラウンドキックはローキック、ミドルキック、ハイキックと3種類に分かれますが、いずれもムエタイやキックボクシングの代表的な美しくも強力なキックです。
 
しかしストリートでは問題が大いにあります。当てる場所は自分の「脛」です。サンドバッグやミットを蹴ったり、脛の上にシンガードをつけて蹴る分には問題ありませんが、何の防具も無しに自分の脛を相手の固い箇所に当てた場合、無傷でいられると思われますか?
 
相手の肘に当たりでもしたら、脛の骨が折れる可能性があります。そうなれば逃げることすらできません。護身において逃げられないのは最悪で、生死に直結します。つまりリスクが大きすぎるのです。

 
キックボクシングの選手に聞いてみてください。実際にラウンドキックを素足で蹴るためには多くの時間と努力、痛みが伴います。骨が柔軟な若い頃から蹴り込んでいれば回復も早く、また耐性ができてそれほど痛みを感じませんが、一般人はそうはいきません。

プロ選手と同じように考えては危険

 

ですから焦らず、初心者はまずは実戦性を優先してフロントキックやニーキックをしっかりと習得しましょう。ラウンドキックはカッコよくまた威力も抜群ですが、実戦で使うにはパンチ同様時間がかかる技術です。

パンチやラウンドキックは初心者は練習しない方がいいのか

誤解が無いようお伝えしますが、パンチやラウンドキックを初心者のうちから練習するのはとてもいいことです。
 
第一に、フィットネス目的の打撃としてはいずれも最高です。全身を使うため心拍数もあがりやすくて運動量も多く、またバランス力や可動域の向上にもつながります。そしていずれも格闘技を代表する打撃であるため、見た目もクールでやっていて楽しく、上達意欲を掻き立てられます。やはりモチベーションを上げてくれるのはとても大切です。


パンチのコンビネーションを動画で確認↑

 
また防具を着用したリングファイトやスパーリングでは当然有効です。ですので初心者のうちから是非練習をしてください。
 
ただし誤解はしないでください。ジムでパッドやグローブ、シンガードを使って練習していると、ストリートでも同じことができると思いがちです。しかし、実際の戦いはそうではありません。これらの技術は自爆リスクの高い攻撃なので、ストリートでの取り扱いには十分注意が必要です。
 
ですのでここでお伝えしたいのは、かなり完成度を高め、また拳や脛の部位も鍛錬されたプロ選手のレベルでない限り、ストリートで使うには不向きな技であるということです。
これらの技術は秘密プロジェクトみたいなものです。ストリートでは誰にも見せずに陰では長年練習をつんで着実に上達し、ある一定のレベルになったら突然披露すべきものでしょう。じっくり時間をかけて練習してください(笑)

補足 パンチやラウンドキックは軍では教えないのか

私の経験から言いますと、軍のクラヴマガでもラウンドキックはまず教えられませんが、パンチを教えらることは多いです。しかしそれは単純に、軍の教官が何の疑問も持たずに自ら出身の格闘技のトレーニングと同じことをやっているのが理由です。本当にそれが戦場で実戦的かと聞かれたら、答えられないのではないでしょうか。
 
一方で実戦経験のある教官、例えばベアナックルボクシング(グローブを着用しない裸拳でのボクシング)や実際の戦闘を経験した人は、オープンパームストライク(掌底打ち)を重視します。自分が武器を持っている場合は武器で打撃を加えるべきだと言います。その方がはるかに合理的です。

オープンパームストライクの護身での活用

 

ですから、軍でもパンチを教えられることはありますが、実際の状況でそれを使う可能性はほぼゼロです。実戦でパンチやラウンドキックを使うことはほとんど無く、多くの場合、他の打撃や武器が先に来るべきです。

見た目を気にせず効果を優先

オープンパームストライクと拳によるパンチの間の威力の違いは大きくありません。適切な場所に打てばオープンパームでも拳と同じくらいのダメージを与えることができます
 
オープンパームの攻撃は見た目はビンタと変わりませんので、あまりカッコよくないのはわかります。たくましく見えてカッコいいのはグーの拳のパンチで、ビンタだと弱い人が暴れているような印象を受けるかもしれません。

 
ですがそんなつまらないプライドは捨てて、実用的な技術を選びましょう。ほとんどの人は長い間、拳で打つことが正しい攻撃と教えられてきましたが、実際には手を傷めるリスクが高いです。何を隠そう、この私も指や拳を折ったことがあります。だからこそ、私はオープンパームストライクを選びます。今では、当時の自分が愚かだったと気付いています。

まとめ

以上、クラヴマガの基本で大切なことをお伝えしました。
他人のペースや既成概念に惑わされずに自分のペースで進み、インストラクターからフィードバックを受けて着実に上達していきましょう。
 
カッコいい技術に目を奪われることがあっても、基礎への集中は忘れないでください。基礎がしっかりしていれば、ほとんどの状況で自分を守ることができます。基礎がしっかりした人は、まず戦いに負けることはありません。多くの人が基礎を飛ばして派手さに走り、途中でつまずくのを私は多数見てきました。
 
焦らず、基礎に時間をかけ、プロセスを楽しんでください。基礎は後々ずっと役立つものです。それを大切にし、楽しんで学んでください。基本はあなたを裏切りません。
 
 

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この記事の監修者
ジュリアン リトルトン
南アフリカ生まれ。19歳よりイスラエル国防軍(Israeli Defense Forces)に従事。国境警備、空港警備、人質救護など、数々の危険度の高いミッションに携わってきたセキュリティーのスペシャリスト。日本在住者で彼以上にクラヴマガを体現している人物はいないといっていい人物。 2016年から2018年にかけては、他国の大統領警護チームに対する技術訓練責任者として従事。クラヴマガとその警護への応用はもちろん、セキュリティに関する広範な知識と技術を他国へも教授した。2018年よりマガジムでクラスを指導。実戦的過ぎるクラスは大好評で、マガジムインストラクター達へのクラヴマガの神髄を伝える役割も果たしている。
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