護身術とは
2023.09.10
安全な暮らしには何が必要でしょうか?防犯カメラはその答えの一つですが、それだけで本当に安全でしょうか?この記事では、悪事を企む犯罪者にとって第1のハードルとなる防犯カメラと、万が一それが突破されたときの最後の手段としての護身術の関係性やその重要性について解説します。
目次
現代社会において防犯カメラは不可欠です。ここでは防犯カメラが果たす三つの主な役割に焦点を当て、それぞれの効果と限界を詳細に見ていきましょう。
犯罪者にとって第1のハードルとなる防犯カメラが果たす役割は大きいです。言うまでもなく多くの犯罪者は、防犯カメラが設置されている場所を避けます。見られているという感覚が犯罪を抑止する一因です。
仮に犯罪が起こった場合でも、その映像は証拠として極めて価値があります。警察が捜査するうえで決定的な証拠になることもあり、犯罪者はそれを恐れます。
さらには防犯カメラがあることで、人々に安心感を与えます。その場所が防犯上の監視体制下にあることを明示する役割も持ちます。
防犯カメラは犯罪の抑止機能をもち、私たちを多くのリスクから保護してくれる第1のハードルとして機能しますが、それには限界もあります。このセクションでは、これらの限界点とその対処法について掘り下げます。
防犯カメラは万能ではありません。視野には制限がってブラインドスポットが生じるため、それが犯罪者に利用される可能性もあります。
一定期間後にはデータが消去されるため、後から証拠として使えない場合もあります。また電源やネットワークがダウンすると、防犯カメラは機能しません。
新しい技術の進化に伴って、犯罪者も進化しています。防犯カメラを避ける、または無力化する方法も日々アップデートされています。更には防犯カメラを気にせず犯行に及ぶ大胆犯も存在するため、抑止効果は限定的と考えるべきでしょう。
万が一第1のハードルである防犯カメラが突破されたときに、自分の安全を守る最後の手段になるのが、護身術です。
もし防犯カメラが突破された場合、自分自身の防衛能力が最後の砦です。自宅で犯人と遭遇し、相手がその場から逃げてくれない限りは、護身術によって防衛線を強固にするしかありません。
護身術は、実際に自分の身を守るための実践的なスキルを提供します。犯人が凶器をもって近づいてきた場合、抱き着いてきた場合、床に押し倒された場合など、自宅への不法侵入があったときに想定しうるシナリオに対し、解決策となるテクニックを提供します。それを繰り返しトレーニングすることで、緊急事態が発生した際に実戦的に機能するのが護身術です。
状況判断と迅速な対応力も護身術の訓練から得られます。人は通常、パニックになればカラダが膠着して動けなくなるものですが、優れた実戦的な護身術のトレーニングはそれを克服します。結果、万が一犯罪者と対峙した場合でも自然とカラダにスイッチが入り、護身に必要な動きが反射的に出ます。カラダは熱くもありながら、頭は冷静に対処することを可能にします。
前述の結果、護身術は最後の手段として、犯罪者から自分の身を守ります。対峙する前に犯人を察知して、その場から離れて逃げ切れるに越したことはありませんが、そうもいかない最悪の場合の最後の手段として、護身術を認識して下さい。抵抗力を持つことで犯人が犯行を諦めその場を立ち去る(それが撃退です)または一定のダメージを与えてできた隙に、自分がその場から逃げることが目的です。
護身術にはこんな効果があるため、習得することで自分自身の安全を確保できるという心理的な安心感が得られます。
この記事を通じて、防犯カメラと護身術が互いに補完し合う関係性であることや、それがどのようにして私たちに安全を提供してくれることをご理解いただけたかと思います。ここで、その重要性と相互連携の力を振り返りましょう。
防犯カメラと護身術は対立するようにお考えの方もいるようですが、実はお互いを高め合う関係です。防犯カメラで初めの防壁を築き、それが突破されたときには護身術で最後の手段を用意する。このダブルセキュリティが、真の安全と安心を実現します。
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