護身術とは
2013.07.31
これは日常生活における様々な自然な状態を指すスタンス(姿勢)のことをいう。
つまり戦う状態でもなく、脅されているような状況でもないいわば準備のできていない状態でもある。
現実に襲われる状況下においては無防備なことが多いため、こういった状態から打撃や護身の練習することは極めて大事なことである。
写真例のように両手を下げリラックスしているところからや、腕時計をみている仕草、携帯電話で話している、ポケットに手を入れている状態など日常の色々なシーンが想定される。
これは、どうしても戦いが必要になったときにとるスタンス(構え方)である。
足の横幅は肩幅くらい、縦幅は歩くときの歩幅くらいで楽な幅に保つ。
体重は、前足と後ろ足に均等に乗るように膝が軽く曲がるくらい腰(重心)を落とす。
この時、両足とも母指球に体重をかけ体を支えるように立つ。
つま先は両足ともほぼ正面に向け、後ろ足の踵をやや浮かせて立つと機動力が上がる。
急所を守るため顎を引き、両手は顔と楽な距離を保ち力まず顔の高さに置く。
両肘が下に向くように脇は絞め、胸は楽に正面に向くようにする。
正面に対し横向きになり過ぎないように注意。
(右利きは左足を前、左利きは右足を前におく)