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How To 護身術

- How To Goshinjutsu -

護身術とは

小田急線切りつけ事件の対策を考える

2021.08.22

2021年8月に起きた小田急線切り付け事件。首都圏の方なら誰もが利用する電車内で、超凶悪な無差別事件が起きました。

「こんなことに遭遇したら何ができるのか、対策を教えて欲しい」
そんな声がマガジムにたくさん寄せられたこの数日。

今回の動画では、このような危険に遭遇した場合であっても、少しでも致命傷を負う確率を下げるための対策を考えました。

電車の中で刃物で襲われた場合の護身のポイント

今回の動画では、電車内で襲われた時の護身術を3パターン紹介します。

    ▼刃物を振り回す犯人に遭遇した場合の護身

  • しっかりとカバンを持つ
  • 胸から少し話した位置で構える
  • カバンでディフェンス
  • すぐにその場から離れる

▼刃物を振り回す犯人が自分に向かってきた場合の護身

  • カバンでディフェンス
  • 相手との距離を潰す
  • 相手の武器をコントロール
  • そのまま押さえ付け制圧

▼犯人が突然目の前から刺してきた場合の護身

  • 相手の腕を掴みコントロール
  • ホールドしたまま攻撃
  • ナイフを警戒しながらさらに攻撃

マガジムチャンネル動画で解説!

まずはこちらの動画をご覧ください。

今回の動画はいかがでしたでか?
マガジムでは、今回のような凶器に対する護身まで、様々なテクニックを習えます。また、そもそも危険な環境を作らないための心構えも学べます。気になる方はクラス体験やクラス見学にお申込み下さい。

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写真とテキストで解説

これから動画でお伝えしたポイントを、写真とテキストで解説致します。

電車の中で刃物を振り回す犯人に遭遇した場合の護身

まずは電車内で標的がいなく刃物を振り回す犯人に遭遇した場合の護身です。


ナイフを車内で振り回す

最優先に守りたい箇所は、胸と顔です。
自分が持っているカバンを盾として使い、ディフェンスをしましょう。
しっかりとカバンを持ち胸から少し話した位置で構えます。


かばんをもつ

相手が振りかぶってきたらカバンでしっかりとディフェンスしてください。
どんな刺し方をしてきても基本は一緒です。


かばんを盾にして護身

ディフェンスしたらその場からすぐに逃げます。

電車の中で刃物を振り回す犯人が自分に向かってきた場合の護身

次は相手がナイフを持って、自分に対して襲ってきた場合の護身です。

まず先ほど同様、カバンでディフェンスをします。


かばんを盾にして護身

さらにカバンを盾にしたまま、相手との距離をつぶします。


距離を潰す

その際にナイフがカバンに刺さり、ナイフごと奪うことも可能性としてはあり得ます。

相手との距離が縮めたら、ナイフを持っている手をコントロール。


ナイフをコントロール

急所攻撃などを加えた後、ヘッドロックでグランドへ持っていき、相手を制圧します。


電車の中で刃物を振り回す犯人が突然目の前で刺してきた場合の護身

最後は自分が犯人に気づく間もなく、突然刺された場合です。
刺されることを想定するのはかなり厳しいことですが、現実、それが起きたのが今回の事件です。

クラヴマガの考えでは、仮に1発刺されても、2発目3発目をもらわないようにディフェンスをするが重要、ということです。
1発目は致命傷ではない可能性も十分あります。自分や大切な人の命を助けるためにはどんな状況であっても決して諦めないのがクラヴマガの考え方です。


まず、1発目を刺されたら、次の攻撃が来ないように相手の武器を持っている手を掴みコントロールします。
こうすることで犯人は引いても手が自由にならないです。

相手の手をコントロール

ホールドしたまま、相手の急所(股間)目掛け膝蹴りまたは、頭突きをして相手にダメージを与えます。


ダメージで相手が倒れたあとも、持っているナイフを警戒しつつさらに攻撃をします。

ナイフを警戒しつつ攻撃

最後は相手が意識を失ったところで警察を呼んだり、周囲の人に助けを求めてください。

そもそも襲われないための心構え

つい先日、実際に電車内で起きた事件をもとに、護身のシミュレーションを行いました。

そんな時今回のようなクラヴマガのテクニックが出せればいいですが、それには訓練が必要です。
真っ先に逃げられる状況であれば、すぐに逃げることを第一優先に考えてください。

護身の基本的な考え方として、戦わずに危険を回避できるのが一番の理想です。
そのためには危険な場面に出くわした時に、冷静に対応できる精神が大切です。

マガジムは、護身術のテクニックだけではなく、危険な状況にあった時に慌てず冷静な判断ができるようなメンタル強化もできるジムになっております。

気になった方はまずはクラスの体験参加をお申込み下さい。

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この記事の監修者
西尾 健
1975年11月生まれ。広島県出身。クラヴマガブラックベルト(黒帯)一段保有。クラヴマガ指導歴15年、国内トップレベルの技術とクラヴマガ指導経験をもつインストラクター。歯切れがよく運動量も豊富でアグレッシブなトレーニングスタイルは大変特徴的で、担当するクラスのファンは実に多い。日本におけるクラヴマガのレジェンドインストラクターの一人。クラスにおける軍曹ばりのしごきはとてもハードな一方、心身ともに抜群に鍛えられるため大人気。柔術の経験も豊富。マガジム六本木店 チーフインストラクター。
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