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How To 護身術

- How To Goshinjutsu -

護身術とは

Hammer Punch:ハンマーパンチ

2013.12.06

◇Hammer Fist Punch ハンマーパンチ◇

 
 
クラヴマガの特徴的な攻撃シリーズ”ハンマーパンチ”!
 
襲ってくる敵との距離が離れていれば近寄らず逃げてほしい。
がしかし、距離が縮まった状況になってしまったなら,,,
身を守る手段として気持ちを戦闘モードに切り替えることも大事である。
前述した股間蹴りの、相手との距離がロングとしたならば、ストレートパンチはミドルの距離と考えられる。
 
ではショートの距離では?
ショートレンジにおいて有効なのが今回のアタック、ハンマーパンチである。
 
ストレートパンチと違う点は当てる部位だ。
手を握り拳を作ったときに小指側の側面にできる肉の固まり部分で攻撃する。
 
 

〇正面へのハンマーパンチ

 

 
スタートポジション:パッシブスタンス
 

 
腕(肘)を振りかぶる。
この時まだ握りこぶしは作っていない。
 

 
腰・肩をしっかりツイストして、勢いよく打ち込む。
ターゲットに当たる瞬間に固く握りこぶしを作る。
表面だけでなく奥まで打ち込むように拳に体重を乗せる。
当てたら素早く引き戻すことでインパクトの力を上げる。
 

 
*母子きゅうで地面を踏みながらカカトを外側へターンすることで腰・肩が回しやすくなる。
この攻撃は横向きにも可能だ。
 
 

〇サイドへのハンマーパンチ

 

 

 
ターゲットが敵かどうか(味方ではないか)の確認のため、目視する。
 

 
自分の顔を守るためアゴを引いて打つ。
腰・肩を回しながら打つことでパワーを上げる。
(*パンチを出している腕とは逆の足のカカトを回す)
 
正面・サイドともに腕だけの動きにならないよう注意だ。
 
 
サイドへのハンマーパンチは、左右両方行っていただきたい。
一人で練習するときは、鏡を見ながらフォームチェックするのも良い。
最初はゆっくり、だんだんスピードを上げながら行うことをお勧めする。
 
スピードを上げた際、出したパンチを素早く引き戻すことも意識してほしい。

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この記事の監修者
西尾 健
1975年11月生まれ。広島県出身。クラヴマガブラックベルト(黒帯)一段保有。クラヴマガ指導歴15年、国内トップレベルの技術とクラヴマガ指導経験をもつインストラクター。歯切れがよく運動量も豊富でアグレッシブなトレーニングスタイルは大変特徴的で、担当するクラスのファンは実に多い。日本におけるクラヴマガのレジェンドインストラクターの一人。クラスにおける軍曹ばりのしごきはとてもハードな一方、心身ともに抜群に鍛えられるため大人気。柔術の経験も豊富。マガジム六本木店 チーフインストラクター。
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