護身術とは
2021.07.05
今回はクラヴマガの神髄、拳銃に対する護身がテーマです。
YouTube動画冒頭に流れる、海外のバーの用心棒がクラヴマガの技で銃を持った犯人を撃退する事件映像は衝撃モノです。
銃社会と無縁の日本では、
「銃相手の護身なんて本当にあるの??」
という疑問をよく頂きますが、動画を観ると本当にあることがよくお分かり頂けます。
拳銃に対する護身は最高レベルの技術ですが、以下からポイントをご確認のうえ、動画をご覧ください。
目次
今回の動画では、素手で銃を制圧するクラヴマガの護身術を紹介します。
まずはこちらの動画をご覧ください。
※動画の解説はこのページの後半でおこないます。
今回の動画はいかがでしたでか?
マガジムでは、今回のような拳銃に対する護身まで、様々なテクニックを習えます。また、そもそも危険な環境を作らないための心構えも学べます。
気になる方はクラス体験やクラス見学にお申込み下さい。
これから動画でお伝えしたポイントを、写真とテキストで解説致します。
まず一番に気をつけたいことは、「ファイアーライン」です。
銃口から一直線に線を引いたことをイメージし、その延長に自分の体が入らないように意識して動いてください。
次は防御です。
大切なのは、相手が銃を突きつける前に銃口を抑えることです。
銃を向けようとした瞬間に、躊躇うことなく爆発的な速さで飛び込み、銃のノズル部分を抑えます。同時に、相手の手首を抑え、拳銃をコントロールします。
そうやってファイヤーラインを自分に向けず、股間蹴りや頭突きのカウンターアタックに入ることができます。
両手で拳銃の動きは封じていますが、相手は十分抵抗できる状態です。
股間蹴りと頭突きで相手に攻撃を加えましょう。
股間と頭は、言うまでもなく、人間にとっての急所です。
ダメージを加えられれば、どんな屈強な相手であれ、一瞬無力化します。
相手がソフトになった(怯んだ)ところを狙って、銃を奪います(銃のディスアーム)。
奪う時は銃口を掴んでいる手を内側に捻ります。
銃をもった相手に対する護身の場合、銃を奪うまでが護身です。それなしにその場を離れても、発砲される恐れがあるからです。
ディスアームまでが拳銃に対する護身だということを覚えておいてください。
拳銃で襲われるようなことは日本では起こりにくいかもしれませんが、海外では銃犯罪が多発しています。
旅行やお仕事で海外に行かれた際に、もしかしたら銃を持った人が現れるかもしれません。
そんな時今回のようなクラヴマガのテクニックが出せればいいですが、それには訓練が必要です。
真っ先に逃げられる状況であれば、動画で出てきた女性のように周囲に危険を通知しながら逃げることです。
護身の基本的な考え方として、戦わずに危険を回避できるのが一番の理想です。
そのためには危険な場面に出くわした時に、冷静に対応できる精神が大切です。
マガジムは、護身術のテクニックだけではなく、危険な状況にあった時に慌てず冷静な判断ができるようなメンタル強化もできるジムです。
気になった方はまずはクラスの体験参加をお申込み下さい。